100日後に解脱するANA SFC修行僧
after 100days SFC.
修行記録

【2024年】富士山ってなんでこんなに見てるだけで気持ちが上がってくるのだろう – SFC修行日記 – Leg 13

今日は初めての往路プレミアムシートの回。帰りにプレミアムの方が疲労度が少なそうだが、朝食に興味があるので設定をしてみた。ついでに、初めて窓側席を確保してみた。プレミアムシートならば窓側から出入りしても気にならないだろう。

保安検査場もラウンジ経由で行ってみることにする。今日は63番ゲートなので、Cの横にあるラウンジから入場してみる。ラウンジ内の保安検査場のスキャナにコードをかざしたところ、エラー。ええ?と思ったら、何とここはダイヤモンド会員専用の入り口。通常のラウンジとスイートラウンジは入り口が分かれていたのだった。申し訳ございませんが一旦出てお隣にお入りください、と案内されるが、申し訳なかったのはこちらでした。恥ずかしい。

保安検査そのものは、那覇の優先通路と同じようなもので、抜けたら普通の通路。あれれ?そのままラウンジの中に入れるんじゃないの?と、肩透かしを喰らったのだが、理由が分かった。保安検査エリア内からラウンジに入ったら、中にエスカレーターが有り、上の階にラウンジがあったのだ。あらまあ、大きなラウンジ! 羽田のラウンジは初めて入ったのだが、那覇とは大違いでめちゃくちゃでかい。ドリンクとか提供されているアイテムに違いはないが、キャパが段違い。写真を撮ろうにも、ワンショットではとても全景をおさえることができないので諦める。ここからみんな全国各地に飛んでいくことを考えたら、そりゃ一番規模がでかいというのも論理的だ。まるで国際線のラウンジのようで、気持ちが爆上がり。もっとゆっくりしたかったが、始発便だとそんなゆとりもない。コーヒーを一杯飲んで、綺麗なトイレを使わせてもらい、そそくさと搭乗ゲートに向かう。

初めての窓側席は、これまた気持ちが爆上がり。綺麗に晴れてくれたので、この修行で初めての富士山をしっかり堪能させてもらった。富士山ってなんでこんなに見てるだけで気持ちが上がってくるのだろう。座席がちょうど翼の前で、エンジンに付いているロールスロイスのエンブレムと富士山を同じフレームに収めて謎の満足感。外国人観光客ばりに何枚も写真を撮ってしまった。羽田からの往路ならば、右の窓側を確保すると富士山ビューになる。

そんなこんなしているうちに、ついに朝食の準備が始まった。どんなものだろうかと期待に胸を膨らませたが、そうか、やはり夕食とは割と差があるのかもしれない。サンドイッチとパンナコッタで、とても美味しいサンドイッチだったのだが、やはり夕食の手間暇かかった料理に比べたら少しだけ物足りなさはあった。機内食目当てならば、メニューが切り替わる11時以降の便に搭乗した方が満足度は高そう。

そして小さなトラブル発生。Airpods Pro2が片方だけエラーを起こしているようだ。接続解除をしても回復しない。こんな時は一旦ケースに戻してリセットすれば良いのだが、今日に限って手荷物の中にケースをわざわざ入れてしまったのだった。いいのか、どうする、としまう時に思ったのだが、その予感は的中。ケースは必ず手元に持っておくべきであることを理解した。とほほ。棚を開けて手荷物からケースを取り出そうか、でもめんどくさいな、と思っているうちに、なんと通路側の人がフルリクライニングにしてブランケットをかけて寝てしまった。この人、身長が結構ある男性で、足元までびっしり伸びて寝ている。つまり、この足を乗り越えないと通路に出られないのだ。これはいかん。まず、ケースを取ることは諦めた。あとは尿意が起きないように祈るだけである。窓側の人はこんなプレッシャーの中、旅をしていたのか。外の景色も曇天の雲の中に突っ込んでしまい、一面のグレーで何も見えない。踏んだり蹴ったり。窓側はハイリスクハイリターンだと確信した。

仕方がないのでリクライニングでもしてくつろぐか、と電動シートのボタンを押し続ける。お?お?お??どこまでも、どこまでもリクライニングする?! 結局、ほぼフルフラットに近いところまでリクライニングした。隣の人の背が高いだけじゃなく、座席そのものがフラットに前に迫り出したのか!これはしゅごい、快適すぎる。こんなん、寝るのが1番のエンタメじゃないか! 今日はエモいことが多すぎる。

搭乗日2024年05月21日(火)
便名ANA993
区間東京(羽田) – 沖縄(那覇)
クラスプレミアムクラス
運賃(往復)スーパーバリュープレミアム28
運賃額等(税込)¥29,870-
運賃適用基準日2024年04月02日(火)