これだけ頻繁に搭乗していれば、いつかは起きるかもしれないと思っていたことが現実になってしまった。そう、乗り遅れたのだ。
羽田に向かう帰りの便は、帰宅時刻を考えて18時台の便にしているのだが、そうなると仕事を気持早めに切り上げないといけない。それが分かっていながら、今日は打合せが少し伸びてしまった。
ダッシュで片付けてコワーキングスペースを早々に出て、ゆいレールの駅に向かったのだが、なんとホームに人が溢れているではないか。でも、さすがに乗り切れないなんてことはないよな、と思っていたら、沖縄の人にはすぐに諦めてあまり詰めて乗ろうとしないという習性があるのか、少し車内に余裕があるのに、無情にも発車してしまった。うそでしょ?!
次の乗車の時にはガツガツ詰めて乗りこもうとしたが、僕の前にいた方が少しだけアレな感じで、ガンとして入り口付近から動かないというサプライズが発生し、少しだけ強引に乗車をした。いやこれ遠慮してたらいつまでも乗れないよ!
この時点で保安検査締切まで15分を切っていた。そして那覇空港駅に到着した時には残り0分。ダッシュで保安検査場のゲートにQRコードをかざしたのだが、ピー、、という音と共に、締め切りの印字がされた紙が出力された。それを見た瞬間、あーこれはあかんやつだな、と理解したのだが、即座に職員がANAスタッフに連絡、スタッフは無線で状況確認をしてくれた。しかし搭乗便はもう締切となったので乗れない、と告げられた。完全アウトな状況ですよね、これ。
どうなるのかドキドキしていると、スタッフはすぐにこの後の羽田便の空席を確認してくれて、2時間後の便なら振替できることを教えてくれた。ありがとうございます!!それでお願いします!!
しばらく待っていたら、紙の搭乗券を持ってきてくれた。嗚呼、全部失うのかと恐怖したけど、何とかなるようで良かった! むしろおみやげを買う時間ができて良かった。今日中に資料を確認して連絡しなければならない案件があったのだけど、それも片付ける時間ができた。帰宅時刻は深夜になるけどね。
振替られた機材は767-300で、プレミアムシートは2-1-2が2列というコンパクトなものだった。真ん中の1人座席が割り当てられたのだが、自分では選択しない機材だろうからこれはこれで良い経験になった。修行を重ねる際に、ちゃんとネタ的なイベントが発生するのでいい感じ。
食事も相変わらず美味しかった。機内で食べる食事は何故こんなに美味しく思えるのか。特別な場所で食べる行為が味を増すのであれば、仕様だけではない、環境や体験が人の満足度に大きな影響を与えるのは間違いない。製品のスペックをどんなに磨き込んでも、それだけではセールスに直結しないというのはそういうことなのだろう。満足度が高ければ評価が高くなるのだから、「仕様、環境、体験」の三位一体を揃えないとヒットは生まれないといったところだろうか。そしてそれを考えるために「調査、体感、咀嚼」が必要というのはどうだろうか。
乗り遅れたことなど、すっかり忘れていい気になっている自分がいた。いかんいかん!
ご迷惑をかけてしまったスタッフの方々には心からのお詫びと感謝を。
申し訳ございませんでした、ありがとうございました!
搭乗日 | 2024年05月14日(火) |
便名 | ANA474 |
区間 | 沖縄(那覇) – 東京(羽田) |
クラス | プレミアムクラス |
運賃 | スーパーバリュープレミアム28 |
運賃額等(税込) | ¥34,710- |
運賃適用基準日 | 2024年01月31日(水) |
→478便に搭乗変更
搭乗日 | 2024年05月14日(火) |
便名 | ANA478 |
区間 | 沖縄(那覇) – 東京(羽田) |
クラス | プレミアムクラス |
運賃 | ー |
運賃額等(税込) | ー |
運賃適用基準日 | ー |