もしかしたら初めての同クルー? Leg 7で次の便に変更したので、思わず463便→462便となった。フレックストラベラーで振替搭乗となった463便は出発が少し遅れたので、これ以上何かトラブルで遅れたら乗り換えが間に合うかなと心配していたのだが、この機は32番ゲートに到着します、というアナウンスを聞いて「そうか、同機材往復なら乗り遅れることは絶対にない」という事実に初めて気づいた。
同じクルーで往復するのってどこまで恥ずかしい行為なんだろうと思ったけど、後ろのお客さんが「あ!おかえりなさいませ!」と声をかけられているのを聞いた時、ドキーッとしてしまった。大人になった今、これはなかなか恥ずかしい声かけかもしれない。今回の修行における週末往復は今日が最後であり、以降は始発で行って夜に帰るので「多忙なビジネスマン」オーラを発して乗り切ろうと思った。
振り返って見ると、この修行の予約を始めたのは2024年1月。4月以降の自分の業務担当が変わるなんて1mmも想像せずに予約したのだが、コインに変換するマイルが尽きて、修行全便を予約完了することはできなかった。そしていろいろ掻き集めているうちに春めいてしまったのだが、結果これが良かった。あのまま週末を全て2往復していたら、それはそれで大変だっただろう。思ったよりも機内は仕事ができる環境ではないことを知ったし、始発搭乗のしんどさもやってみて初めて分かったこと。
毎週火曜を沖縄テレワークに設定できたのは超ラッキーだった。那覇空港からモノレールで10分程度のところにコワーキングスペースがあったことも重ねてラッキー。最初の想定ではラウンジでずっと仕事をするつもりだったが、調べてみたらまさかの座席でのオンライン会議禁止。テレフォンブースを独占するのも不確定過ぎるし、ずっと立ったままで数時間過ごすのも現実的ではない。砂浜テレワークも企てたが、移動手段のリアリティが今ひとつ。途方に暮れていたら、会社の提携施設に那覇のコワーキングスペースを発見できて嬉しかった。でも砂浜テレワークは実現したいイベントのひとつなので、何とか実現しようと思う。
Leg 8はプレミアムシート。お昼ご飯が楽しみなのだが、食事提供の仕様を調べ、理解した。機内食は11時を境に、それ以前の出発便は朝食、それ以降の便は昼夕食を提供するとのこと。そうか、朝昼晩が用意されているわけではなく、ランチとディナーは同じものなのか。
もう一つ、メニューは10日毎に変更され、上旬、中旬、下旬で内容が変わる。そこで嫌な予感がして確認をしたところ、今月は4月10日〜20日、4月21日〜30日でメニューが変わる。僕がLeg 6で初めて夕食を食べたのは4月15日。つまり今日の昼食は、4月15日の夕食と同じメニューということだ! なんたる偶然、残念無念。でも毎週搭乗するならば、必ず一回はメニューが被ることは避けられないので致し方ない。そして相変わらず食事は美味しかったので問題なし。
始発搭乗は車で空港に行くしかないのでアルコールを飲めない。別にお酒を呑みたくて仕方がないわけではないのだが、プレミアムシートやラウンジのメリットのひとつが“素敵なお酒が呑めること“だと理解している。でも飲酒のために羽田まで電車とモノレールで行く元気があるかというと、僕に限っては若干怪しい。
リムジンバスの始発だともう少し遅い便じゃないと間に合わなそう。まあ解脱したら、始発でちょくちょく沖縄にテレワークしに行くなどという暴挙は有り得ないし、修行の予約はすでに全て完了しているので検討する余地はないのだが。
それよりも、この電動パワーシートはすごい。Leg 6のプレミアムは手動だったので、ゴージャス感が桁違いだ。楽しい、純粋にそう感じた。座席モニターもいい感じ。ホントに見ようと思ったら、ちょっと距離が遠すぎる気もしなくはない。モニターについてはエコノミーの距離感くらいで全然よいかも。
こうして快適なシートに座ると、ミニバンのキャプテンシートの出来の良さを改めて思う。最初に気づいた人は偉い。キャプテンシートのせいでラグジュアリーセダンが売れなくなったのは間違いない。セダンよりミニバンの方が快適なのにみんな気づいてしまった。歴史や産業構造を変えてしまうくらい、「椅子」にはパワーがあるのかもしれない。
那覇空港で時間にゆとりが無かったので、お土産を手に入れることができなかった。羽田に着いたらお土産を探そう。こういうケースは今後もあると思われるので知見を広げておくことに損はない。
昼食後、すっかり昼寝をしてしまい、気づいたらもう着陸30分前になっていた。なんたる快適さだ、プレミアムシート!
搭乗日 | 2024年04月20日(土) |
便名 | ANA462 |
区間 | 沖縄(那覇) – 東京(羽田) |
クラス | プレミアムクラス |
運賃 | (往復)スーパーバリュープレミアム28 |
運賃額等(税込) | ¥31,870- |
運賃適用基準日 | 2024年02月01日(木) |